イニストラードドラフトにおけるライブラリーアウト(以下、LO)は強い
そんな馬鹿な、ふざけてんじゃねー、って意見は普通にあると思うけど、それでも自分は、イニストラードドラフトにおけるLOは強いと思う

なぜ強いのかというと、それはセルホフの密教信者と精神叫びというディスアドの存在しないLOカードが存在しているからだ。まあ、精神叫びはレアなので、こいつの話は置いとくとしても、セルホフの密教信者はコモン。ドラフトでの出現率は高いだろう

まず、セルホフの密教信者のスペックは3マナ2/3。3マナでこの大きさは、青ならば及第点以上を付けられるサイズだと思う。序盤は相手の2/2クリチャーに対するブロッカーの役割をにない、殴りにも行ける。この大きさの生物なら、LOを狙わないデッキであっても普通に使う事が出来ると思う。てか、自分は使う。そのうえで、クリチャーが死亡するたびにデッキトップを1枚削るというおまけ能力つき

また、青のカードには、要塞ガニ、ランタンの霊魂、感覚の剥奪、静かな旅立ち、等の時間を稼ぐカードに、月鷺のような飛行クリチャーをブロックできる飛行を持つカードと、盤面をこう着させるカードが多い。そのうえで、おそらく青の相方として最も選ばれやすいと思う白には、戦慄の感覚なんかも存在する
そうなると、嫌でも青色のデッキをつくると、盤面がこう着する可能性が高くなる

ドラフトでは一度盤面がこう着すると、お互いが殴るに殴れなくなり、そのまま何ターンもこう着状態が継続することが良くある。そんなときに、このセルホフの密教信者がいると、相手のライブラリーの方が先に削れ、LOでこっちが負ける可能性が低くなる。また、相手も序所に削れる自分のデッキを見て焦りを感じ、また長時間のプレイによる残り時間の少なさという焦りからもプレイミスをすることも多くなるというおまけ効果つき。そう、こう着状態におけるセルホフの密教信者は強いのです。しかも、リミテのデッキは基本が40枚と削れやすい

つまり、何が言いたいのかというと、殴って勝つと言う通常のコンセプトを壊すことなく、その上で、こう着状態時におけるLO負けを回避し、さらにLO勝ちの時間を早めてくれるセルホフの密教信者(と精神叫び)は強いって事
その関係上、こう着状態での勝ちを確保しやすい青のLOは強いと自分は思います

結論だけ言うと、青をやるなら1枚はセルホフの密教信者(か精神叫び)を取っておいて、デッキに忍ばせておくのがオススメです、というお話でした

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